山猫メリのスケッチブック

ネコ、時々山登り、たまにスキー、外遊び大好き。

花咲く大雪〜三笠新道から高根ヶ原へ

以前から行きたかったルート、三笠新道から高根ヶ原。

このコースは季節限定というか、6月末から7月初めの限られたごく短い期間しか歩くことが出来ないのです。
何故って?
ヒグマが暮らしている場所だから。

毎年行きたいと思いつつ、時機を逸していたのですが・・・
一昨日の夕方、突如思いだした。

今から行こうよ!ちょうど仕事空いてるし・・・

てな訳でそそくさと支度して出発。大雪湖の除雪センターで車中泊します。

朝5時、高原温泉に着いて・・・
今日後半は天気崩れるとの予報。
高原温泉

青空のあるうちに出発したいところだけど、そうはいきません♪

ヒグマ情報センター
ここでコースや熊情報などのレクチャーを受けてからでないと歩けないのですから。
ヒグマ情報センター

7時からというのをすこし早めてくれた(^^)
ヒグマは動き始めているとか、6月30日の目撃情報とかいろいろ注意を受けて・・・

建物内部から外に通じるドアがあり、そこからコースが始まるわけで、勝手にコースに出ることは不可能。

沼巡りの右コースを取ることに・・・
歩き始めてすぐヤンベ温泉を見下ろす場所。ワラビが群生していた〜
ヤンベ温泉


沢沿いの道を行きます。
沢に沿って

渡渉も何度か、でも全く問題なし。
沢沿いの道


リュウキンカが咲き乱れる沢
エゾノリュウキンカが咲く


まだまだ雪がたっぷり。
藪を越えると


空沼は近いはず?
ここらで休憩、座った石が暖か〜い!
暖かい石で休憩


休憩したところから僅かで空沼が現れた。
空沼が現れ


秋には水が干上がるので空沼(からぬま)というらしい。美しい沼!
空沼の縁を歩く


ここでアイゼンを装着、壁を見上げながら雪渓を行くうちに・・・

あ〜っ!
熊の足跡だ〜今しがた歩いたばっかり(..;)

これは前足
熊の足跡1


そして後ろ足
熊の足跡2


早く立ち去ろう・・・
実のところ、まだ歩き出して間もない樹林の中で、熊の足跡を見つけていた私達・・・


雪渓半ばで後ろを振り返ると、遠くに4人くらいの人が見える。
全然動かない・・・立ち木か?いや人間だよね〜

あとで聞くと後続の2人組とヒグマパトロールのレンジャー2人。
レンジャーがヒグマを見つけ、三笠新道は即閉鎖となったらしい!

後発の2人組、そして先に出発していたウチラを止めようとしたらしいのですが・・・
すでにウチラは雪渓のかなり上部にいたので、止められなかった。

そんないきさつがあったとは知らず・・・
まあラッキーだったのか、アンラッキーだったのか(-。-;)

傾斜はきつく、疲れるよ〜などと愚痴りながら登ります。上から見下ろすと?
2人組が上がってくる〜
壁の上部から

この2人は結局自己責任で、とか、もうあの人達(ウチラのこと)も登ってるからとかで、続行したらしいです。
先に上がったウチラもいるし、レンジャーも無理に止められなかったのかも・・・

傾斜が落ちて余裕が出て来て、緑岳を撮っておこう。
緑岳が望める

Oniのルート取りが上手く、雪渓が終わるとすぐ、ハイマツの中に踏み跡発見!

は〜やっと分岐に付いた〜疲れたぜ〜
感動の高根ヶ原分岐!
高根ヶ原に着いた


いつも縦走途中なので、重いザックで歩くことしかなかった高根ヶ原・・・・
簡単とは言えないまでも、日帰りザックで来られたなんて嬉しい〜〜

トムラウシ方向は雲がかかってるけど
トムラウシ方向



しかもホソバウルップソウがいっぱい咲いてるんです!
ホソバウルップソウがいっぱい


しばし時を忘れて遊びます♪
高根ヶ原でしばし遊ぶ


この頃白雲岳でヘリが行ったり来たり、ホバリングも!

後から来た2人組の話だと、どうやら白雲岳で滑落事故があったらしい・・・
ヘリはピックアップを終えて消えていった。大事にはならないといいけど・・・

白雲岳避難小屋に向かっていきます。
白雲避難小屋に向かって



高根ヶ原を振り返って。とうとうトムラウシは姿を見せてくれなかった。
高根ヶ原を振り返って

白雲避難小屋で大休止

担架を持って下りてきた小屋番の人に聞くと、滑落した人は70歳くらいの女性で、ご夫婦で来られたのだそう。
雪渓で頭から滑って岩に頭を強打したとか・・・(後で聞くと亡くなられたそうです)お気の毒なことです。

そんなこともあったし、お天気も下り坂なので白雲岳はカットして下りることに・・・

避難小屋から緑岳へ向かうと、白雲岳にガス掛かり始めて・・・
避難小屋を振り返って


写真穫り撮りなので全然進まない〜

緑岳は何もなし
さっさと通り過ぎます。

岩ゴロゴロの急斜面を下りると、ハイマツの中はイソツツジの回廊!
このかんざしのような丸い花が大好き!
イソツツジの回廊


残雪が多く、壁下のシュルンドが大きい!
覗くOni。落ちないでよ〜
シュルンド


楽しみにしていた第二お花畑、第一お花畑

花どころか、ぜえ〜んぶ雪渓で埋め尽くされていた。こんなことは初めてです!
長い雪渓


展望台から高根ヶ原を望むと、もう雲が低くなってきています。
ありがとう、高根ヶ原!
高根ヶ原遠望


高原温泉のボッケ
ボコボコ吹き出してます!地球の営みっての?
高原温泉のボッケ



高原温泉で汗を流します。
それほど汗をかいた訳じゃないけど、まあ熊さんとニアミスの冷や汗?
やや白濁したとてもいい温泉じゃ〜

ちょうど雨も降り出して・・・

今日のヒグマ騒ぎで閉鎖となった三笠新道、もう入れません。
やっぱりウチラはラッキーだった?


一日で帰ったので「あら、もう帰ったの」てな具合で、鳴きもしないで迎えてくれたクークー。
ありがとね。クークー!

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Posted by meriko on  | 6 comments  0 trackback

6 Comments

dejavuewords says..."熊ですか・・・"
知らぬが仏で登ってて熊の足跡を見つけたら、冷や汗ものですよね。
ま、遭遇しなくよかった~
それにしても北海道の山は山体が大きくバラエティーに富んでますね。
高山植物に池沼と雪渓、そして温泉ありと、山好きならずともいい汗をかきたくなるでしょう。
東京都の最高峰をを誇る雲取山。
奥多摩湖の鴨沢から七ツ石山を経て登ってましたが、避難小屋周辺の樹皮がむき出しになってるのが多く、こんな東京にも熊がいるのかとぞくっとしたものです。
シカやタヌキならいいですが、熊嵐のように熊に襲われるのはご免ですからね・・・
2013.07.04 18:54 | URL | #hdScUxTA [edit]
みみにゃん says...""
うわぁ~。空沼(からぬま、って読むのですね!)、
素敵なところ~!!なんて、先を読み進めて
みたら、ええっ!熊の足跡!!

そして、そんな経緯があったとは、後から聞いて
冷や汗ものですね。
でも、熊さんにばったり出会わなくて本当に
良かったです。
無事に帰ってこられて、お疲れ様でした~。
2013.07.05 03:59 | URL | #- [edit]
meriko says..."Re: 熊ですか・・・"
dejavuewords さん
大雪の山々はたおやかでやさしくて大好き♪
天候さえ良ければ楽しめますが、ひとたび天気が悪くなると逃げ場がないです。

熊の足跡をみるのは珍しいことではなくて、こちらの存在を知らせてさえあげれば、あちらさんは出てきません。
沢音などで鈴が聞こえないときは要注意ですけど^^

雲取にも熊・・・鹿はよく樹皮を剥がして食べますけどね。
雲取山、す〜と昔登ったことあります・・・小屋泊まりで。
でもどんなとこだったか覚えてないです(-。-;)
2013.07.05 06:42 | URL | #- [edit]
meriko says..."Re: タイトルなし"
みみにゃんさん
こんなにクリアなのは滅多にないにしても、足跡よくあるんですよ(^^)
でもばったりはイヤなので、お遍路さんみたいによく響く鈴でお知らせしてます♪
パトロールも熊さん見掛けたからにはストップを掛けないとね。

下山後の高原温泉、フランス人親子と一緒の露天風呂♪
楽しいひとときでした〜

2013.07.05 08:57 | URL | #- [edit]
GRAYママ says..."何事もなくてよかった。。。"
かち合わなくて良かったですね〜^^;もし会ったらどうやって対処するんですか?
あ、クマのお肉は食べたことありますよ^_^
雪の量がすごいですね。まだまだ沢山残ってるんですね〜。
2013.07.05 17:51 | URL | #K29erz/Y [edit]
meriko says..."Re: 何事もなくてよかった。。。"
GLAYママさん
実際ばったりとは行かなくても、20m位の距離で遭ったことが!ヾ(℃゜)々
いつも熊スプレー持ち歩いているOni(連れ合い)は、覚悟して噴射の用意をしてました〜
でも運良くっていうか、あちらさん立ち去ってくれて、はあ〜良かった〜^^♪

えっ?熊肉食べた?ワ〜ォおいしい?
雪、きっと今年のうちには解けないでしょうね・・・
2013.07.05 21:49 | URL | #- [edit]

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